
部屋のカラープランニングvol.1
〜お部屋選びも第一印象が肝心!〜
物件の下見で、初めて部屋に入ったとき、あなたは何を感じるでしょうか。この時「最初に感じた印象」がとても重要なのです。「居心地が良さそうだ」と感じられたか、「何か落ち着かないな」と違和感を覚えるかで、実は、その部屋に入居した後の生活が変わってきてしまうのです。
第一印象がその後の関係を左右するのは、部屋でも人間でも同じです。第一印象は最初の6~7秒で決まると言われています。人の場合は見た目が9割と言われ、話の内容よりも服装や仕草、声の調子の方が第一印象に大きな影響を与えます。これは人間の五感のうち、視覚から得る情報が87%も占めているからです。お部屋とは話はできませんから、目から入ってくる情報がより大事になります。その情報の中で、もっとも人間の感情を呼び起こすのが「色」なのです。
「色」の持つ力や、「色」の使い方については、次回から詳しく説明しますが、お部屋選びの際には難しい理屈は必要ありません。皆さんの感覚で、「居心地が良さそうだ」と感じられれば、結果的にお部屋全体の色合いが調和していて、長く住むことが出来るお部屋なのです。
お部屋選びで気をつける点として、私たちは、どんな「色」にもわずか10分ほどで慣れてしまうということです。「色」に慣れると、最初に感じた違和感を忘れてしまいます。実際に住んでみるとやっぱり落ち着かないという事にもなりかねません。最初に感じた印象を大切にすることがとても大事なのですね。
→ vol.2 居心地のいいお部屋。秘訣はトーンの組み合わせ

加藤 京子(カラーコンサルタント) 大学卒業後、色彩心理・色彩学を学び、アメリカで考案されたカラーコーディネートのライセンスを取得。以来、カラーコンサルタントとして20年にわたり活動し、多数の実績を持つ。また、パーソナルカラーの考え方を元にした不動産のカラープランニングのパイオニアとしても活躍。賃貸・分譲マンション等のカラープランニングには定評がある。2008年にはカラーコンサルタント養成講座『マーベルカレッジ』を開校。


































